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◆ドイツの菓子パン~シュトーレンについて~

こんにちは、Makanaです。
今日でいよいよ師走に突入しました。

私はこの時期にふさわしいシュトーレンを作ってみました。ご存知でしょうか?
ドライフルーツなどがたっぷりと練り込まれ、上に粉糖がかけられた、ずっしりと重いドイツの菓子パンです。本格的にはChrist stollen(クリストシュトレン)と呼ぶそうで、シュトーレンではなく、シュトレンと発音するそうです。


焼き上がり後、バターをたっぷりとかけて、粉糖をかけた完成形です。
写真 2015-11-21 17 34 55


日本でもパンやケーキ専門店などで、クリスマスが近づくこの時期に店頭に並び出すお店もあります。
ただ、とても大きなサイズだったり、小さいサイズでもお値段が高めだったりと、それがどんな味わいなのかも分からない為、購入するのに躊躇していました。またきっかけもない為、今年も綺麗なラッピングで販売されているなぁとただただ見ているだけでした。


私は、今回シュトーレンを初めて作ったのですが、全くの初心者だった為、パン教室にて先生に丁寧に教えていただき、同時に本場ドイツでのレシピや食べ方、歴史と背景、伝統など興味深いお話も沢山聞かせていただきました。

そして私のシュトーレンに対して抱いていた謎と疑問が解消した為、せっかくなので、ここで少しご紹介させていただきます。


その謎と疑問というのは、シュトーレンについて無知だった頃、誰がこんな大きなシュトーレンを食べるのだろうか、パーティでもしない限り食べきれないだろうと・・・。そして先ほども記載した通り、値段の面からも手を出しにくい商品で増々遠ざかっていました。

しかしこの大きさと食べる期間がポイントでした。
それは、本場ドイツではクリスマスの約1か月前に用意し、クリスマスまでに毎日家族でスライスしたものを少しずつ食べ、健康を願うというものなのだそうです。

ドイツは特に寒い国で、食材も種類豊富に採れる地域ではない為、食ベ物を日持ちさせる保存食の文化が根付き、塩蔵品やマリネなどの料理が発達しました。確かに思いつく料理ではザワークラフトなどソーセージに添えられているキャベツの漬物がありますよね。

シュトーレンもクリスマスを迎えるまでに家族で分け合う為、水分は最小限に抑えられ日持ちするよう作られています。
本格的なものはなんと3か月程持つようです。
そして、シュトーレンの特徴は、日に日に味わいが増していく事。ドライフルーツやマジパン(アーモンドを細かくしたものにシロップで味付けし、棒状にまるめ、それを生地に巻いて焼き上げます)の甘みが生地へ移り、どんどん熟成が進み、香り豊かで増々味わい深くなります。

ドイツの風土や特徴からこうした食文化の成り立ちを聞くと、大変理解が深まります。



シュトーレンは水分が少ない分、よく捏ねて生地を作る事がポイント。捏ね方にもコツがあり、そしてパン作りはとても体力がいるものだと実感しました。プロであれば、効率よく簡単に捏ね、成形までもあっという間のようですが。


とても良い経験と、シュトーレンの謎と誤解が解けた一日になりました。



海外の文化もモノだけでなく、その歴史や背景を知ると、そのモノの見方や印象、味わいまでもガラッと変わってくるものです。

まだまだこれからも面白いモノに触れていきたいと思います。
そして今年はドイツ風に、クリスマスまでのカウントダウンを迎えているところに毎日のちょっとした暮らしの変化と楽しさを感じています。
写真 2015-12-01 15 24 11



皆さんはどんな風にクリスマスを迎えますか?
では今週も頑張っていきましょう。




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